こどもの頃の思い出
5月5日はこどもの日
だからってワケではないけど
思い出したこどもの頃の記憶。
クリスマスケーキは近所の洋菓子店のケーキが定番でした。
今とは違い生クリームはまだまだ珍しかった時代。
バタークリームたっぷりの
甘ーいケーキ。
それでもクリスマスを感じる唯一の食べ物でした。
今でもお店はあるけれど
ここのシャッターが開いて商品が並ぶことは
もう、ない。
通るといつもケーキが焼ける甘い匂いも、ない。
きっと今のケーキの方が何十倍も美味しいんだろうけど。
思い出の詰まったあの味には勝てないね。
本当の思い
今日、歩道を歩いていたら
前方でおじいさんが道路を横断していた。
ように見えたが違った。
火ばさみ(トングみたいなの)を道路にカツカツ叩いてる?
いや、違う。
何かをつかもうとしてる?
前にはなにかチョロチョロ動くモノが。。
え??
ムカデ⁉︎
にしては白っぽい。
近づいてみると、
それはヤモリでした。
え?ヤモリ捕まえようとしてるの??
↓イメージ図
と、思っていたけど
実は違った。
おじいさんはヤモリをつかもうとしてるのではなく、
道路にいたら車に轢かれるから
歩道に行くようにしてあげてたのでした(o^^o)
思い返せば、おじいさんの様子はとても優しい様子だった。
私の勝手な思い込みで、ヤモリ退治してるのかと決めつけていた。
無事、ヤモリは歩道の植え込みへと消えていきました。
最後までおじいさんの行動を見なかったら気づかなかった。
プラス、私はおじいさんに声かけた。
『(車に)轢かれないようにしてたんですね。』と。
おじいさんは笑いながら、『ここまで(歩道)来ればよかろ』と返事してくれました。
行動だけみるのではなく、
何がそうさせているのか?
聴くことも大事。
慌てて決めつける気の短い私にとって
気づきをもらえた、おじいさんの優しい行動でした。
自分がいるかも。
福岡県糸島のパワースポットと言われている
千如寺
ここにある五百羅漢
自分に似た像があるとか。
笑顔の像が目に付いた。
時々、怒ってる像も。
自分の心を映しているのかもしれないね。
紅葉が有名だそうです。
私は新緑も好き。
雨に濡れて、より生き生きしている葉っぱからも命のエネルギーをもらった。
あぶらむし
植物にびっしりついてる虫のことではありません。
私がこどもの頃の、子供たちが独自に作り上げた制度のことです。
昔は小さい弟妹はお兄ちゃんやお姉ちゃんが面倒を見るのが当たり前だった。
でも3〜4歳の小さなこどもの面倒を見ると自分は自由に遊べない。
友達も足手まといのチビがいると楽しくない。
でも放ったらかしにすると、親に叱られる。
そんな子供たちが智恵を絞った。
チビも鬼ごっこなどの遊びにメンバーには入れるけど、鬼に捕まってもカウントされない。
でもチビの私は仲間にいれてもらう事が嬉しいからカウントされないことは気にならないし、理解もできてない。
兄も私を放ったらかしにしなくて済むから親に叱られることもない。
三者(親、兄、妹である私)みんなが納得する。
こうやって、仲間に入れてもらうけどカウントには入らない子のことをあぶらむしと言っていた。
由来は知らない。
お兄ちゃんたちのあそびに混ぜてもらう時に、『お前はあぶらむしね』と言われることが嬉しかった。
だって仲間にいれてもらう事がわかったから。
一緒にいられるだけで楽しかった。
だけど、ウザく思ってる人もいた。はず。
ある日、女の子(兄の同級生)が私の家で遊ぼうということになって、みんなでその女の子の家に向かった。
当然私もついていった。
チビだから最後についていった。
最後に家に入ろうとしたら、その女の子が『アンタはダメ!』と私の体を押してドアをバタンと閉められた。
記憶しているのはそこまで。
兄が私を迎えに来たかどうか覚えてない。
そのあとどうやって家に帰ったとか、親に何か言ったかも覚えてない。
でもドアを閉められたのはよく覚えてる。
あぶらむしは一緒にいるけど、独り。
本当の意味で仲間に入れてもらってない。
子供の頃の話しと思っていたけど
大人になった今でも、あぶらむしな自分を感じる。
子供の頃と違うのは
自分でその状況を作ってること。
無意識で。
嫌なのに
なぜか納得している状況。
それがまたモヤモヤしてる。
つい忘れるけど
そうだよね!
お別れ
四月からの組織改編に伴い
長年所属してきた会社は三社に分割されることになりました。
昨日は現会社で行われる最後のイベント。
美味しい料理と見知った同僚との会話。
仕事そのものは大きく変わらないけれど
オフィスはフロアが別れたり、壁ができたり。
箱は変わるけれど中身(メンバー)が変わるわけではないのに
この寂しさは何だろう。
気づいたら大事な居場所になっていたんだな。
無くなることで気づいた、寂しい気持ち。
四月からは新しい環境で、新しい仕事。
100年続く企業のグループ会社の一員として私にできることをやっていこう。